昨今の自動車内装などの高品位デザインに対応すべく、ライフモールドでは車載向け内装パネルなどのIML成形(フィルムインサート成形)に力を注いでいます。
印刷柄の入ったPC・PMMAなどのフィルムを真空成形でフォーミングし、外形を抜き、一体成形する工法です。
従来のプレスフォーミングに比べ、より複雑な三次元形状に対応でき、デザインの自由度が高いのが特徴です。
また、成形品の塗装・印刷といった二次加工の工数も大幅に削減できます。
金型にIMLフィルムを挿入し、ヒーターでフィルムを加熱して軟化させる。
真空や圧空の作用により、IMLフィルムを製品の形状にフォーミングする。
不要な部分をトリミングする。
トリミングを行ったIMLフィルムを成形金型へインサートする。
金型を閉じた後、樹脂を充填する。
冷却した後、離型して成形品を取り出す。